ヒプノセラピー(催眠療法)とは

 ヒプノセラピー(催眠療法)とは、1958年に米国医師会では心理療法の一つとして正式に承認されています。
 催眠誘導という手法を使って普段閉じている潜在意識にアクセスし、問題に必要な記憶をすくい上げ問題解決や自己成長に繋げる心理療法です。


ヒプノセラピー(催眠)というのは、どんな状態なのですか?

 朝晩の寝起きや寝入りばなの時と同じ状態です。
 意識はちゃんとありますし、電話の音や周りの人の話し声だって聞こえてはいるけれど頭はぼんやりとしている状態です。トイレに行きたくなれば行けますし、鼻もかめますし、疑問や気になることがあればセラピストに質問もできます。
 決して特別なことではなく、誰もが日常的に経験しているものなのです。
 ご自身のペースで進めていけるワークなので言いたくないことは伝えて下さらなくても構いません。


誰でも催眠に入れるの?

 催眠は思考やイメージをリアルに体験するワークです。ご自身が望めばほとんどの方が入れます。

 例えば、日常、私たちは情報を視覚や聴覚、体感覚などを使って受け取ります。
 その中でも、ある人は、視覚から情報を受け取るのが得意であったり、また、ある人は聴覚で情報を受け取るのが得意であったりと、個人によって、得意とする情報の受け取り方があります。

 それと同じように催眠に入っても情報の受け取り方は違います。

 まるで、動画を見ているような動きのある映像を見る人もいますし、写真や絵本を見ているように動かない映像を見る人もいますし、映像は見えないけどなんとなく、このような人がいる感じがする。こんな触覚がする。こんな匂いがするなど、体感覚だけを感じる人もいます。
 催眠の深さ、感じ方には個人差があります。

 ただ、たいていの方は、1度目よりも2度目の方が詳細な体験を思い出すようです。
 このように、ある程度、催眠というものに慣れることによってさらに詳しく見たり、聞いたり、感じたり出来るようになります。

 また、その時の体調や、セラピストとの信頼関係など、催眠に入るための環境によっても催眠の深度は変わってきます。

 催眠はセラピストが誘導していくものも、自分でする催眠も、すべて自己催眠です。掛けるのではなく、自ら入っていく自発的なものなのです。ですからご自身の積極的な参加意識が高い場合は催眠に入りやすくなると言われています。

 逆に催眠に入ることを拒んでいたり、まだ、潜在意識のレベルで催眠を受け容れる準備が出来ていない時は催眠には入りにくいでしょう。

 何事にも時期があります。自分自身を見つめ、考え、「何とかしたい」「何とかなりたい」「知りたい」と思う、その自らの意思がとても大切です。
 その意思を持った時が変化の時期なのかもしれません。


実際にはどんな事をするの?

 まずはカウンセリングからはじめます。お茶でも飲みながら寛いでいただき、ゆっくりと相談内容を伺います。そして、一緒に現在のお悩みに優先順位を決めていきます。
 次にリクライニングの椅子に座り、目をつぶっていただきます。
 誘導に従って体の力を抜き、自然に催眠状態へ・・・・。

 本当の答えは、あなたの中の奥深くにあります。
 私たちの体に自然治癒力が備わっているように、深層心理には素晴らしい力が秘められているのです。

 自分を変えたい方、人生の選択で迷っている方、そして、今本当に悩んでいる方・・・
 一人一人の心の奥深くにその問題の本当の原因と、それぞれの特別な答えが秘められています。